冬虫夏草 北虫草のパイオニア
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ものづくりへのこだわり
「北虫草/ほくちゅうそう(学名:Cordyceps militaris)」は、中国で古くから珍重されてきた「冬虫夏草/とうちゅうかそう(学名:Cordyceps sinensis)」と同じコルディセプス属(昆虫に寄生する菌類)虫草類のキノコです。現在、虫草類は総称して冬虫夏草と呼ばれ、世界中で約390種類存在すると言われています。

北虫草は、中国では古くから滋養強壮の漢方薬として珍重され、また王宮料理の最高級食材として使われてきました。秦の始皇帝が不良長寿の薬として、楊貴妃が若返りの薬として飲んだという有名な伝説も残っています。

生薬の素材として広く認められるようになったのは、現代中国医学の教科書的な存在とされる漢方の薬物書『本草従新』が出版されてからのことです。1751年に出版されたこの書物の中で、その薬効は「保肺、益腎」と記されています。"保肺"とは「肺や器官を強くして心肺機能を高め、血液を浄化して血行をよくし、エネルギー代謝を円滑にして、皮膚を丈夫にし、免疫力を強化する」ということ。"益腎"とは「重要な各種ホルモン(視床下部・脳下垂体・副腎皮質・性腺などのホルモン)の産生を活発にし、生体の活性化を促す」ということです。 つまり、人間のエネルギーを生み出す源となり、身体を強化し、発達させていく植物として紹介されています。

1999年より日本でも本格的な臨床試験が始まりました。未病(=自覚症状はないが、検査で異常がある状態、または自覚症状はあるが検査で異常がみつからない状態)を正常な状態に整える働きがあるということが論文で発表されたほか、30〜50代の女性をターゲットにした不定愁訴に関する研究もすすめられ、着実に成果をあげています。

「未病」とは、読んで字のごとく「未だ病まない」ということ。中国医学の伝統的な考えを示すもので「現在は病気とは特定できないけれども、将来的に発病する可能性を含んでいる状態」「健康であってもその程度には高い程度と低い程度があり、それが次第に低下していくと病気になる」ということです。例えば、風邪をひいてしまった時に「そういえば、先週なんとなく体がだるかった」「熱っぽかった」などと思い当たる節があります。また、特に病気ではないけれども、肩や首筋にコリを感じたり、手足が冷えたり、朝の目覚めが悪かったりといった不調を感じていたり、女性の場合だと月経不順や過度の月経痛、更年期の症状がひどかったり…。「未病」とは、まさにその段階のことを指します。

未病は、血液の滞り「お血」が原因でもたらされます。「お血」とは、血液がドロドロと滞り、スムーズに流れなくなった状態のことで、ストレスや不規則な食事、運動不足などの生活習慣の乱れが積み重なることで生じます。血液が体内に滞ると、肩こりや冷え、むくみや肌のくすみ、体全体のだるさといった日々の不調をはじめ、動脈硬化や心臓病、脳卒中など血管の病気や糖尿病、がん、婦人科系疾病などさまざまな病気を作る土台となります。

東方医学第16巻第2号では、「北虫草は現代のストレス社会の影響によってもたらされる免疫力の低下、SOD(活性酸素除去作用)の不足、栄養のアンバランスによる心身の不調や生活習慣病の発病を予防し、身体本来の機能を整え、未病を改善する効果が期待できる」と結論づけられ健康食品として確固たる地位を築いています。

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